おぉ紅葉の連投ですね。!
浅学菲才な身を省みず"捨て身で"コメントを申し上げるなら;
そこかしこの木々の葉の上に逆光の柔らかな秋の日が降り注いでいて、深まる秋の風も無くのどかな日の雰囲気がうまく伝わってきます。
左側は、奥から漏れて来る光が紅葉の色でほんのり紅く染まって影を落としている岩肌に、手前の地面からの照り返しがミックスされ、微妙な陰影を醸し出している様子などは実にうまく描けていると感心します。
いつもながらカエデの葉一枚一枚や細かい木の枝の陰影まで丹念に描き込んでいるのは流石で、この緻密さはとても私などには真似出来ません。
ただちょっと気になるのは、暖色で統一されたせいもあるのでしょうが、主題である「小石原の窯元」の様子が、両サイドの派手な紅葉のオレンジ色に挟まれて薄れているような気がしますがいかがでしょう?
また画面下1/3を占める Σ形のかなり強烈な白く鋭い角に閲覧者の視線が引っかかってしまう危険性があるのは損ではなかろうかと思われます。
と、またもや勝手な事を書きましたが、ご無礼の段、平にお許しを・・・。